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当日の様子 1日目 | 当日の様子 2日目 | 報告書(PDF/9.2MB) |
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わやかな朝を迎えた参加者は、日本一の白樺林とも言われる平庭高原にて、俳句を楽しんだ。高原の空をじっと見詰める参加者、黛氏にアドバイスを求める参加者、友人同士でボードウォークに歩みを進める参加者、塩野氏から植物の話を聞く参加者、それぞれが葛巻を、そして俳句を、新しい視点から「再発見」した。
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庭高原で吟行を楽しんだ参加者は、メイン会場である旧江刈川分校へ戻り、谷村氏の話に聞き入った。谷村氏自身の芸術活動の根幹とも言える、神代文字へとつながる壮大な言葉の世界へのいざないは、参加者を日本語の「再発見」へと導いていった。
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日目昼食は、分校校庭にて郷土料理が振舞われた。葛巻スタッフが地元の多種多様な食材を準備くださり、参加者は舌鼓を打った。近くの川で獲れた天然のイワナ、くずまき高原で育ったラム肉、とうもろこし、そば。食材の視点から葛巻の豊かさ、ひいては、地方の豊かさをかみしめた。また、地元達人の藤原誠太氏の持参した数々のハチミツも試食でき、日本ミツバチの魅力を知った。
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食後、分校の講堂に再び戻った参加者は、塩野米松氏と手仕事職人の方々によるパネルディスカッションに参加した。講師陣も加わり、便利な生活の代償に失われつつある「文化」を語り合った。
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日程を終了した参加者は、引き続いて修了式に臨んだ。俳句の優秀賞が発表され、歓声があがった。経木でできた修了証書を受け取った参加者はそれぞれの想い出を胸に、バスに乗り込み、帰路についた。
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