NPO法人樹木環境ネットワーク協会理事長
渋澤寿一氏からの解説も入りました
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のこぎりは江戸時代に使われ始めましたが、それ以前は
板をつくるには木を割る、薄くするには“へぐ”等して板にしていました。
「へぎ」とは、木材を木の繊維を切らずに、目なりに 薄く
手で割っていくことをいいます。
手割で丁寧に割られた割り肌は 木の繊維を切らさず割ってあるので 何十年経ても 自然のつやが美しく 機械では絶対に出せない杢目 が浮き出ます。
現在、このへぎ板をつくれる
職人は小林名人の他に1人のみ。小林名人は国土緑化推進機構より 「森の名手、名人」 として認定されています。
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