日本再発見塾

*ホーム *お問合せ *サイトマップ


日本再発見塾

日本再発見塾

高島市について 講師陣 タイムテーブル
当日の様子 1日目 当日の様子 2日目 報告書(PDF/645KB)

◇

開講式次第

開校式
開校式開校式

午前11時過ぎ頃、JR安曇川駅に参加者がぞくぞくと集合してきた。 11時30分から本格的に受付が始まり、受付を終えた参加者から、駅に停車していたバスに乗り込んでいく。 一行が乗ったバスは、藤樹書院へ向かい、そのまま開講式に臨んだ。
開講式次第
開講の辞:学生実行委員長 市原寛之
歓迎挨拶:高島市長 海東英和
事業の趣旨及び講師陣の紹介:
呼びかけ人代表 俳人 黛まどか師範
協賛企業等のご紹介

>>開講式の写真一覧

* このページのトップへ

◇

ストレッチ:講師 増田明美師範

開校式
開校式開校式

開校式に続いて、準備体操に入った。
これからの吟行・講義に向けてしっかりと準備体操を行うことが大切。

増田師範によるストレッチ体操で、参加者・講師・スタッフ一同、身も心も軽くなり、講義に向けて準備が整う。

>>ストレッチの写真一覧

* このページのトップへ

◇

散策・移動

開校式

体操を終えた参加者は、藤樹書院周辺の散策を兼ねながら昼食会場(道の駅)へと徒歩で向かう。

ただバスで目的地に移動するのではなく、プログラム内随所に「散策」を入れることで、高島の自然を堪能してもらうことを目的としている。

開校式 開校式 開校式 開校式

>>散策・移動の写真一覧

* このページのトップへ

◇

吟行

移動製材所
移動製材所移動製材所

地元食材にこだわった昼食を堪能したあとは、いよいよプログラムが本格的に始動。吟行では、黛まどか師範を中心に高島市針江地区を散策した。

針江地区には、琵琶湖と行き来をしているハリヨ(五里)が住みついている集落中に大小の水路が張り巡らされており、それら水路を流れる全てが自噴の湧き水(しょうず)である。この水源はすべてに源を発する安曇川の伏流水で、村のいたるところから湧き出ている。水路の至る所には緑鮮やかな梅花藻が自生し、残飯や藻を食べて水を浄化してくれるとともに、心にやすらぎを与える愛玩動物として鴨や稚鮎、鯉が泳いでいる。多くの家では湧き水を生活用水として利用した「川端(かばた)」と呼ばれる井戸端があり、透き通った水を引いて野菜や果物を洗ったり冷やしたりしている。(受講の手引き参照)

日本でここしか見られないという「川端(かばた)」。古くから受け継がれてきた生活の知恵が今でも根付いている。「リサイクル」「省エネ」が叫ばれている今、本来あるべき水の循環サイクルが、ここでは生活の一部となっていた。
吟行の合間には、地元の方々のお話が聞けるようになっており、参加者は各々に地元の方とコミュニケーションを取っており、普段とは違った「日常」を味わった。それらの話を元に、参加者は各々感じ取ったことを俳句にしていった。

吟行散策コースの途中には、サプライズとして、100年以上も続いている地元のお豆腐屋さんからお豆腐の試食や、お茶が配られた。「本当にきれいな水を使ったお豆腐は、普段食べているお豆腐と全然違う。大豆の味わいが深い。」という声が沢山聞かれた。地元の方々による粋な計らいが、参加者を満足させる。

>>吟行の写真一覧

* このページのトップへ

◇

ジョギング吟行

絵画教室

黛まどか師範と吟行をする一行とは別に、体力が余っている参加者は増田明美師範と共に「ジョギング吟行」を行った。
針江地区をジョギングしながら吟行をするという、当塾ならではの企画。

途中からは地元の子どもたち30人ほども参加し、最後は皆さん大汗をかきながらゴールした。

>>ジョギング吟行の写真一覧

* このページのトップへ

◇

第一講「究極の普通」

吟行が終わったあと、その後正傳寺(しょうでんじ)に移動し第一講が始まった。

霊薬山正傳寺は保延年間の草創と伝えられているが、慶長 15年(1610)、永平寺十九世祚球禅師を請して曹洞宗に改宗したので祚球を開山としている。それより、永平寺直末中本寺格として、近江三ヶ寺の一つとなった。寺内に薬師堂がある。縁起文によれば、昔伝教大師三体の薬師如来を刻み、一体は叡山中堂に、二体は湖中に投ぜられたが、その中の一体は湖東にとどまり後、東叡山寛永寺にあり、他の一体が霊亀に乗り、境内の放生池から上られ、当時、土蔵右京亮正信の寄付により一宇を建立して安置したと伝えられる。当寺の山号「霊薬山」はこの縁起によるものである。(受講の手引き参照)

「究極の普通」
講師 全員参加  司会 海東英和市長 地元達人 北野良昭氏(正傳寺住職)福田千代子氏 田中久美子氏(生水の郷委員会所属)
究極の普通とは何か、何気なく見過ごされている「普通の生活」を講師の方を中心に再考。

スポーツ教室 スポーツ教室 スポーツ教室 スポーツ教室

>>第一講「究極の普通」の写真一覧

* このページのトップへ

夕食@朽木スキー場

第一講が終了し、朽木スキー場へ移動。スキー場へ到着するや否や、地元の朽木青年団による「朽木太鼓」に迎えられ、サプライズ。演奏終了後、参加者は食事会場へと向かう。地元の食材をふんだんに使った食事(大皿料理)に舌鼓を打ちながら、参加者同士の交流が進んでいく。初めはぎこちなかった会話も、夕食時には各々の身の上話で盛り上がっているようだった。

* このページのトップへ

◇

デジタルカケジク(長谷川章師範プロデュース)

夜学

朽木スキー場で地元食材を堪能した後は、ホテルに戻り荷物を置き、第二講が行われる「興聖寺」にバスで移動。そこでは、長谷川章師範によるデジタルカケジクが参加者を出迎える。今まで見たことのない、デジタルと和の融合。恐らく言葉では表現できないような世界観が広がる。
荘厳なデジタルカケジクを前にし、滋賀県知事國松善次氏によるご挨拶を頂戴した。また、興聖寺をバックに八木繁氏による篠笛演奏に合わせて、藤間信乃輔氏による日本舞踊が披露された。正に「和」を感じると共に、現代の象徴である「デジタル」とのコラボレーションが何とも言えない独特の雰囲気を出し、息を呑んで演奏に夢中になった。
また、朽木針畑郷の皆さんによる「六斎念仏踊り」も披露され、郷愁の匂いを感じた。 帰り際にも、榎戸二幸氏による琴演奏が披露され、音楽尽くしの夜話となった。

夜学 夜学 夜学 夜学

>>デジタルカケジクの写真一覧

* このページのトップへ

◇

夜話

夜学 夜学
1.礼・きまり: 小川後楽師範
地元達人:淵田隆雄氏 石田弘子氏
2.琵琶湖: 高橋世織師範
地元達人:北村眞一氏 
       藤田弥壽三氏
3.住まい: 小川三夫師範 高橋裕博講師 
地元達人:栗本慶一氏
4.食べ物: 藤原誠太師範
地元達人:松原勲氏 西澤恵美子氏
5.遊 び: 麹谷宏師範 茂木健一郎師範 
黛まどか師範 
地元達人:青木繁氏
以上の五項目のテーマに講師の方々が分かれて、参加者は話を聞きたい講師を円座で囲む。参加者が一番講師の方と一番近くで話しができるということで、参加者の興味を最もひく企画の一つであったとも言える。思い思いに参加者が講師陣に対して疑問をぶつけていたようだった。

「話す時間が足りない」「講師の話をもっと聞きたかった」という参加者の声が聞かれる中、夜話は好評のうちに終わった。各々は、宿舎に帰っていった。 当塾では、「相部屋」という制度を導入しているため、初めて会った人々と一夜を共にしなければならない。もちろん、最初はぎこちないかもしれないが、一晩立ってみるとなにやら和やかな雰囲気がスタッフに伝わってくる。これも当塾ならではの交流システムだろう。
夜学 夜学 夜学

>>夜話の写真一覧

* このページのトップへ

◇


日本再発見塾とは

* 日本再発見塾とは

* 設立趣旨

* 活動のしくみ

具体的な活動

* 日本再発見塾「in○○」

* 第1回「in葛巻」

* 第2回「in高島」

* 第3回「in飯舘」

* 第4回「in最上」

* 第5回「in新庄」

* 第6回「in波佐見」

* 第7回「in福島」

* 第8回「in飛騨高山」

呼びかけ人

学生ボランティア募集


Copyright(C) 2005 Committe Eejanaika All Rights Reserved.